ゴールキーパーのシャーマン＝ロウは、3試合で見事なパフォーマンスを披露し注目を集めました。一方で、1月にローン移籍したブルーズの選手たちもデビューを果たしました。
シャーマン＝ローはリーグ2のドンカスター・ローヴァーズで全試合に出場し、FAカップ3回戦での番狂わせでも輝きを見せました。
また、最近移籍したアレックス・マトス、マックス・メリック、ジミー＝ジェイ・モーガンもデビューを果たしました。ここ数週間のローン移籍中のブルーズ選手たちの活躍を振り返ります…
・Teddy Sharman-Lowe – Doncaster Rovers
シャーマン＝ロウは引き続き全試合フル出場を果たしており、ドンカスターにローン加入して以来、すべての分数をプレーしています。FAカップ3回戦では、チャンピオンシップのハル・シティを相手に大番狂わせを演出する活躍を見せました。
アカデミー出身の彼は、延長戦残り3分でアルフィー・ジョーンズの決勝ゴールを阻止する見事なセーブを披露しました。
シャーマン＝ローの活躍はそれだけにとどまりませんでした。決定的なPK戦では、再びジョーンズのシュートを阻止し、ドンカスターにリードを与え、勝利のPKを決めるチャンスを作り出しました。
その後もローン移籍中のチェルシーの守護神は素晴らしいセーブを連発。リーグ2のジリンガム戦とハロゲート・タウン戦でいずれも1-0の勝利を収め、2試合連続のクリーンシートを達成しました。この結果、ドンカスターは自動昇格圏内に浮上しました。
・Jimmy-Jay Morgan – Gillingham
ストライカーのモーガンは、リーグ2のジリンガムにローン移籍した翌日にデビューを果たしました。トレンメア・ローヴァーズとのアウェイ戦（1-1の引き分け）で先発出場し、デビュー戦を飾りました。19歳の彼はディフェンダーから激しい対応を受け、チャレンジによる足の切り傷の治療が必要になる場面もありましたが、そのプレーぶりでジルズのジョン・コールマン監督に強い印象を与えました。
「若いジミーは素晴らしいデビューをしたと思う。彼にはハートがあり、一生懸命に働き、走る意欲がある」とコールマン監督は語りました。「ファンは彼を気に入るだろうし、ホームのファンが彼のプレーを見るのが楽しみだ。」
・Alfie Gilchrist – Sheffield United
ギルクリストは引き続きチャンピオンシップの昇格を目指すシェフィールド・ユナイテッドで右サイドバックとしてレギュラー出場中です。スウォンジー・シティとノリッジ・シティを破り、タイトル争いで首位に再浮上しましたが、直近のハル・シティ戦では0-3で敗北。これにより、試合数が1つ多い状態で首位リーズ・ユナイテッドに勝ち点2差をつけられました。
・Bashir Humphreys – Burnley
ハンフリーズはFAカップ3回戦のレディング戦で延長戦直前に途中出場し、バーンリーが3-1で勝利する原動力となりました。その後、サンダーランドとの0-0の引き分け試合ではフル出場し、バーンリーの堅守を維持しました。また、リーズとの頂上決戦も0-0で引き分け、バーンリーはリーグ戦で29試合中わずか9失点と驚異的な守備記録を誇っています。
・Max Merrick – Hampton & Richmond
メリックは1月にローン移籍したばかりですが、ナショナルリーグ・サウスで完璧なスタートを切りました。デビュー戦となったトンブリッジ戦では2-0の勝利に貢献し、クリーンシートを達成。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。その後ボアラム・ウッド戦で敗北したものの、トーキー戦では再び1-0の勝利でクリーンシートを記録しました。
・Djordje Petrovic, Andrey Santos, Caleb Wiley – Strasbourg
ペトロヴィッチとサントスはストラスブールの好調を支え続けています。ペトロヴィッチはトゥールーズ戦の2-1の勝利でゴールを守り、サントスはマルセイユ戦で先制ゴールをアシスト。また、リール戦ではサントス自身が8得点目となる同点ゴールを決め、逆転勝利（2-1）を演出しました。これによりストラスブールはリーグ1で9位、欧州カップ出場圏まで勝ち点3差となっています。
・Kepa Arrizabalaga – Bournemouth
ケパはチェルシー戦で出場できませんでしたが、その後プレミアリーグでボーンマスの無敗記録を11試合に伸ばす活躍を見せました。ニューカッスル戦で4-1の勝利、さらにノッティンガム・フォレスト戦では5-0の完封勝利を達成し、チームはトップ4入りまであと1ポイントとなっています。
・Lesley Ugochukwu – Southampton
ウゴチュクはFAカップのスウォンジー戦でカマルディーン・スレマナの先制ゴールをアシストし、3-0の勝利に貢献。その後プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、ノッティンガム・フォレスト戦で連敗し、チームは苦戦が続いています。
・Raheem Sterling – Arsenal
スターリングはFAカップでマンチェスター・ユナイテッドに敗れた試合で途中出場。その後、トッテナム戦で2-1の勝利に貢献するも、アストン・ヴィラ戦では2点リードを守れず2-2で引き分けました。チャンピオンズリーグではディナモ・ザグレブ戦で勝利し、16強進出が視野に入っています。
・Armando Broja – Everton
ブロヤはFAカップ3回戦のピーターバラ戦で途中出場し2-0の勝利に貢献しましたが、試合終盤で足首を負傷し、その後は戦列を離れています。
・Leo Castledine – Shrewsbury Town
キャッスルディンはリーグ戦で好調のレックスハムに2-1で勝利する活躍を見せたものの、次戦で96分の決勝点を許しチャールトンに敗北。シュルーズベリーはリーグ1最下位に沈んでいます。
・Dylan Williams – Burton Albion
ウィリアムズはFAカップ3回戦のタムワース戦で途中出場しましたが、延長戦後のPK戦で敗北。チームは大会から姿を消しました。
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